ニッケイ新聞 2011年9月14日付け
米国に観光旅行するブラジル人の一人当たりの消費額が5918ドルにもなり、03年に比べて250%も上がっていると報道されている。ブラジル人より消費するのは、わずかに日本人、英国人のみ。03年にはブラジル人は7位で、その後、ドイツ人、フランス人、韓国人を抜いて3位に躍り出た。これだけ見ると、まるでブラジル人は裕福になったようだが、目の前の道路には相変わらず路上生活者が絶えないのはどうしてか。自分の財布の中身をみても、米国で散在しているらしいブラジル人のそれとはまったく違う?!
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2011年のミス・ユニバース世界大会が12日、ブラジルのサンパウロで開催されたが、アフリカのアンゴラ代表のレイラ・ロペスさん(25)が世界一美しい女性に選ばれた。世界各国・地域から89人の代表が参加した今大会だったが、最終選考にはロペスさん含め5人の代表が残った。2位はウクライナ代表、3位はブラジル代表、4位はフィリピン代表、5位が中国代表となった。優勝したロペスさんは、「変えられるなら、体のどの部分を変えますか」という質問に対し、「何も変えないわ、私は外見も内面も美しい女性だと思う」と述べ、「家族から多くのことを教わってきた。これからの人生もそれに従って生きていきたい」と語った。