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ショッピングNが爆発?=地下から危険なガス漏れ

ニッケイ新聞 2011年9月20日付け

 サンパウロ州環境公社(Cetesb)は16日、サンパウロ市北部のショッピングセンター・ノルテ(311店)がガス爆発の危機に直面していることを明らかにしたと17日付けエスタード紙等が報じ、話題を呼んでいる。
 同公社がこのショッピングのある地区の空気を計測した結果、7月17、21、22日に5%以上という高濃度のメタンガスを検出した。これは爆発する可能性がある危険な数値だという。
 巨大なゴミ捨て場だった場所を埋め立てて、1980年代初めにこの商業施設が建設されたという経緯がある。ショッピングの地下にはゴミ捨て場だった時代に捨てられた生ゴミが腐敗してメタンガスが発生しており、床面の亀裂から地下のガスが入り込むなどの可能性が指摘されている。
 ジェラルド・アマラウ・フィーリョ環境許諾管理局長は、「2004年から地中の腐敗ガスを抜くためのパイプ設置を要請しているが、今もって応じる気配すらない」とショッピング側の態度を問題にする。
 「肺に吸い込んでもさほど健康に害はない」としつつも、爆発の危険が高い場所は商品倉庫などの空気の入れ替えが少ないところだと指摘し、倉庫のような密室空間や配水管の通気性の確保を同公社は要請している。
 ここは市内90カ所あるショッピングセンターの中でも、アリカンドゥーバに次ぐ人気の商業施設だ。同ショッピングを中心に、ラール・センター、エキスポ・センター、ノヴォテルなどが隣接して建設され、週末には80万人が利用する市内有数の高集積商業地域となっている。

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