議員割当金は１３００万レ＝６年間で３７１％の増加

ニッケイ新聞　２０１１年９月２０日付け

　ここ６年間で議員割当金は約４倍の増加を見せ、今年は議員１人あたり１３００万レアルと設定されたが、国会議員や上下院議員らは２０１２年には、さらに２００万レアルの上乗せを請求していると１７日付エスタード紙が報じている。
　アルリンド・キナリア下議によると、政府が議会に送った当初の提案では６億レアルが議員割当金のために分けてあったが、議員らの資金配分には不十分だという。
　しかし、予算の「償却積立金」の資金を確保するため、政府としては５８４議員の割当金１３００万レアルを１千万レアルに引き下げる改正が必要と主張している。
　２００５年以来、議員割当金は３７１％増加しており、同期間のインフレ率はわずか３４％の増加だった。来年の割当金には１５００万レアルという議員からの提案も出されており、一部では２千万レアルを申請している人までいるという。