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Mアシスは白人だった?=連貯銀行がCMを謝罪

ニッケイ新聞 2011年9月22日付け

 マッシャード・デ・アシスは白人だった?! 連邦貯蓄銀行は創立150周年を記念して放送している広告CMの一つを〃人種問題〃のために放映中止することを決定したと21日付G1サイトなどが報じている。
 マッシャード・デ・アシス(1839—1908)は帝政から共和制初期のブラジルを代表する作家の一人だ。ブラジル内ではイタリアのダンテ、英国のシェークスピア、ポルトガルのカモンイスに匹敵する人物だと評されている。リオ州の貧しい家庭に生まれ、アフリカ系の血の混じったムラート(褐色の肌)だ。
 ところが、同行のCMの中では白人俳優が演じていることから、ネット状で問題にされ、19日には大統領府の人種平等促進政策局のサイトにもその正式な苦情が公開されるにいたった。
 これを製作した広告代理店は、〃不滅の文化人〃(imortais)と公営銀行の関係の深さを示す表現として、「ブラジル文学アカデミー」創立者で、『ブラス・クーバスの死後の回想』著者が口座を持っていた、という場面を描いた。当然、それが誰かは明確だ。
 これをうけ、同行のジョルジ・エレダ頭取は「アフリカ系作家であったのにそう表現しなかったことを、国民のみなさまにお詫びする」との謝罪文を公表した。

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