ニッケイ新聞 2011年9月30日付け
パラー州都ベレン市のマンゲイロン・スタジアムで28日、サッカー親善大会のスーペル・クラシコ・デ・アメリカの第2戦目が行われ、ブラジルがアルゼンチンを2対1で下し、マノ・メネゼス監督就任後初のタイトルを獲得したと29日付伯字紙が報じている。
同大会は、両国代表の欧州組が招集されず、敵地自陣2試合方式で行われた。14日にアルゼンチンのコルドバで行われた第1戦目は0対0の引き分けだったため、2戦目を制したブラジルがタイトルを獲得した。
試合は、ブラジルが後半8分にカウンターで抜け出したルーカスの得点で先制、同31分にはネイマールが左からのクロスボールを押し込んだことによって2対0で勝利した。
スタジアムには、4万3千人以上の観客が押し寄せており、試合終了間際には、「オーレ!」や「チャンピオン」などといった歓声がスタジアムを揺らした。また、試合開始前の国歌斉唱では、観客が一体となって大合唱し、その様に圧倒されて涙ぐむ選手までいた。