ニッケイ新聞 2011年10月1日付け
今年7月にあった県連日本祭りの文芸コーナーで「ブラジル日系文学」(武本憲二会長)が主催した『第7回俳句・短歌コンクール』の選考結果が発表された。
郵送も含めた応募数は俳句90句、短歌31首、俳諧は一般67句、子供40句。
俳句・短歌部門から5人が入賞、俳諧部門からは10人が「第4回増田恒河賞」に選ばれた。
授賞式は12月18日(日)11時よりブラジル日本語センター(R. Manuel de Paiva, 45, Vila Mariana)である。
選考結果は次の通り。
【俳句部門・特選】
星野瞳選
人人で埋まる日本まつりかな(串間いつえ、サンパウロ市)
栢野桂山選
空っ風にさらして乾かす開き鱈(和田貴美子、スザノ)
間嶋稲花水選
母国から蕎麦打ちも来て郷土祭(新井知里、サンパウロ市)
富重久子選
郷土祭あぎとふ孫を肩車(佐藤美恵子、サン・カルロス)
【短歌部門・特選】
梅崎嘉明選
日本祭ブラジル人日系人うち揃い叩く太鼓が会場どよもす(金谷はるみ、S・B・カンポ)
【俳諧部門(ポ語)】
◎第四回増田恒河賞
(順位順に、敬称略)
井浦賢治、小田照子選
◎一般の部
フランシスコ・アシス・ドス・サントス、ジョゼ・アルヴェス・ダ・シルヴァ、リカルド・ルチグリアノ・ロッケ、セルジオ・フランシスコ・ピコリン、カルロス・ヴィエガス。
◎子供の部
ジョズエ・ロデル・サロモン、ギレルメ・ギマリャエス、ウィリアム・ヴェナンシオ・ダ・シルヴァ、バルバラ・ヴィエイラ・バチスタ、ジェフェルソン・ヘンリッケ・モデスト。