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ニッケイ新聞 2011年10月6日付け

 ブラジル日本交流協会では受け入れ先での研修の他に、ブラジルに関するテーマを各自で決めて調査を行なう個人研修がある。日本郵船ロジスティクス・ド・ブラジルで研修を行っている大久保迅さん(22、滋賀)は下宿先がバールの真上ということで、バールの客層やビール値などを調べているとか。彼の中間発表を聞いて、何十人も研修生を見てきた運営委員らは「主観で好きなビールの銘柄を決めて、それを個人研修として発表した奴もいたな」と思い出し笑い。
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 和歌山県との青少年交流事業を支援する中南米交流協会。その紀南支部では、03年のJICAシニアボランティアだった眞砂睦さんが支部長を務める。以前も駐在員として2度当地を訪れており、「言葉に不自由し二世に助けてもらった。その恩返しをしたい」と語る。百人の会員には移住者の親族も多いとか。両国の温かい絆を覗かせた。