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「ブラジルが大好き」=友梨スネルさん=レジストロ拠点に見聞広め

ニッケイ新聞 2011年10月11日付け

 「ブラジルが大好き。シュラスコ、果物、アサイのアイスクリーム、グアラナもね」—。ロータリークラブの交流生友梨スネルさん(18)が今年1月に来伯、レジストロを拠点に見聞を広めている。
 同クラブの会員宅に宿泊し、ヴァウ・リベイラ学園でポルトガル語、レジストロ文協の日本語学校で日本語を学ぶ日々を送っている。
 カポエイラに汗を流す活発で明るく、地域にも溶け込んでいる。
 千葉県生まれ。オーストラリア出身の父トッド・スネルさんは17歳の時にロータリークラブの交流生として日本へ。再訪時、母親の幸恵さんと知り合い結婚した。
 友梨さんは4歳の時に両親と渡豪、高校まで過ごした。日本語も上手く、短いブラジル滞在中に、普段の会話に不自由しない程のポルトガル語を習得している。
 マナウス、クリチーバ、フロリアノポリス、バヘイラス、ポルト・アレグレなどを旅行、来年1月中旬の帰国前には北東伯を訪れる予定だ。
 「帰ったら大学の法学部へ進むつもり。ブラジルでの生活はとても楽しい。友達も沢山出来た。将来ブラジルで暮らす事も考えたい」と微笑んだ。(金子国栄さん通信)