ニッケイ新聞 2011年10月20日付け
【パラー州ベレン市発】アマゾニア病院の救急外来施設の増・改築工事が完成したことを受け、アマゾニア日伯援護協会(及川定一会長)は13日午前、同施設の前で記念プラッカの除幕式を挙行した。
日本の三菱商事より資金援助10万レアルを受けたもの。除幕後、救急外来内を案内、講堂に会場を移して式典を行った。
ブラジル三菱商事の近藤正樹代表、ブラジル三菱業務の長谷川佳那CSR担当、沼田幸雄・在ベレン日本国総領事、大岩玲領事、汎アマゾニア日伯協会の生田勇治会長、パラー日系商工会議所の山本陽三副会頭、山中商会の山中正二代表、八十島エジソン援協第一専務理事、仁和善通ネルソン同病院長や医師・看護婦・職員など関係者約60人が参加した。
式典で及川会長は、同商事との仲介の労を取った山中商会の山中代表に感謝し、「日本人の財産である当アマゾニア病院に『救急外来施設』が、三菱商事の援助によって増・改築されたことを喜びたい。医師・看護婦・職員が一丸となって、経営に邁進することを約束する」と挨拶した。
続いて来賓らも祝辞を述べ、近藤代表には感謝の楯が贈呈された。(下小薗明仁パラー州通信員)。