ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
駐車場で車無断貸し出し=借りた車の事故で2人死亡
ニッケイ新聞 2011年11月4日付け
駐車場管理者(マノブリスタ)が、持ち主の許可なく友人2人に車を貸し、その車が起こした事故に巻き込まれた人が2人死亡していたことが明らかとなった。3日に伯字紙が報じた。
事故を起こしたのは、サンパウロ市イジエノポリスの駐車場に駐車していた33歳の女医の車で、それをマノブリスタのジョナタン・パウリーノ・アウヴェス・ドス・サントス容疑者(22)が、友人のイーゴル・コスタ・アラウージョとニヴァウド・カストル両容疑者(共に22)に、10月29日の夜、女医には無断で貸したという。
2人はその車で大サンパウロ市圏のカイエイラスで行われていたフェスタに向かったが、州道332号線でスリップして車道をふさぐ形となったトラックを追い越そうとして、反対方向から来たパリオ車と正面衝突した。現場は追い越し禁止区間で、雨のために見通しが悪くなっていた。
この事故で、パリオ車に乗っていたブルーノ・トゥオン・ペリムさん(27)は即死、運転していたジャーナリストのデニーゼ・ピメンテル・スペラさん(25)も病院で息を引き取ったが、もう一人の同乗者、リージア・トゥオンさん(25)は軽傷ですんだ。
持ち主の女医は、勤務中に警察からの電話で事故を知らされた。車を預けた駐車場は普段から使用していて、これまで特に異常もなく、安心して使っていたという。
この事故により、運転した2人とトラックの運転手が過失致死傷、貸し出したサントス容疑者は横領罪で起訴されたが、サントス容疑者は「(この仕事で)車を人に貸すなんて日常茶飯事だ」と語ったという。