ホーム | コラム | 大耳小耳 | 大耳小耳

大耳小耳

ニッケイ新聞 2011年11月23日付け

 ルーテル教会のクリスマスフェスタ。午前11時半〜午後1時の間「クリスマス・お正月準備ミニバザー」と称してバザーのカウンターが設置される。北海道の教会から届けられる好評の「ルーテル昆布」も販売されるとか。「お正月に向けて昆布を求めるご家庭も多いのでは」と徳弘牧師。食事やミニバザーだけの部分参加も可能なので、興味のある方は参加してみては?
     ◎
 12月11日にある「かずま忌」では、今年5月の蜂鳥句会で発表された作品から4句を選んで詞にし、池谷芳雄さんがメロディーを乗せて作った曲を参加者で歌う。「俳句が歌になったのはおそらく初めてでは」と富重さん。また富重さん編集による『蜂鳥二十五周年記念合同句集』が「第41回にっけい文芸賞」特別賞を受賞したこともあり、「できるだけ多くの方に来ていただき、一緒に喜びを分け合いたい」と呼びかけている。
     ◎
 アマゾン日本移民が80周年を迎えた09年、メディアが殆ど報道しなかったことを思い返し「私は日本人の血なんて混じっていないけどすごくショックだった」とアマゾナス連邦大のミシェリ教授は憤る。地元博物館では日本移民に関する資料のコピー・写真撮影も禁じられたが、めげずに交渉した。自身の著書を寄付したことでようやく態度が軟化、コピーに成功したとのこと。日本移民の研究にかける情熱は熱い。