ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

洪水対策の遅れに抗議=ポスター片手にゴミ回収

ニッケイ新聞 2011年11月25日付け

 サンパウロ市東部のベレンジーニョにある州立校の3、4年生が22日、リサイクルを訴えるポスターを片手に、学校周辺に捨てられた再生資源ごみ回収を行ったと23日付エスタード紙が報じた。
 〃モラドール・プレゼンテ〃と名付けられた住民参加型の再生資源ごみ回収作業を行ったのはグエリノ・ラゾ校在籍の10、11歳の生徒達。
 ラルゴ・ウリラジャラ周辺が常に冠水するのを見かねたブラス、モオッカ、ベレンジーニョ地区治安委員会のヴァンダ・エレードさんの提案を受けたアナ・ルシア・シナハラ校長が、洪水対策やリサイクルの事は、聞くだけより体験した方がよいと判断した結果だ。
 100リットル入りの袋が一杯になるほど紙を拾い、人々に「道にゴミを撒き散らすのは好くない事なんだよ」「遊んでるんじゃないよ。真剣なんだから」と語りかけるチアーゴ君は11歳。「アイスクリームをなめた後の紙は、道に捨てずに再生ゴミ用のゴミ箱に捨ててね。そうすれば、洪水も起きなくなるのよ」と言うエレンちゃんは10歳だ。
 バンジTVが21日、大サンパウロ市圏住民は洪水をなくすという当局の約束と現実とのギャップに苦しんでいるとのニュースを流した直後の、小学生へかつ小学生による啓蒙活動は、市民達のささやかな抗議行動の一つだ。

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