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大手の小売店が大特売!=ブラジル版ブラック・フライデー

ニッケイ新聞 2011年11月26日付け

 11月の第5金曜日は大特売日—。米国の〃ブラック・フライデー〃に倣い、ブラジルでもエストラやポント・フリオなどの大手小売店が店頭や電商取引で特売を行い、消費者が殺到と25日付各紙サイトが報じている。
 米国の〃ブラック・フライデー〃は、11月の第4木曜日の感謝祭(サンクスギビング)翌日の金曜日。クリスマス商戦の開始で小売店が黒字になることからこう呼ばれるが、この慣習にあやかりたいと、店頭で最大70%の値引きを行ったのはエストラ。ポント・フリオも小規模ながら同種の広告を出していた。
 また、インターネット販売では、アメリカーナスやスブマリーノ、Walmartなど、50以上の店が参加。ブラック・フライデー初挑戦の昨年は、インターネットの電商取引で300万レアルを売り上げた。
 米国の昨年度の実績は店頭と電商の総計で6億4800万ドル(約12億レアル)というから、ブラジル企業や消費者が期待するのは無理もない。
 事実、店頭販売でも値引きを行うサンパウロ市の店の前には消費者が未明から列をなし、開店と同時になだれ込んだ人々の買い物用カートは瞬く間に満杯になっていたという。

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