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CPTMで未明の悲劇=作業明けの3人が死亡
ニッケイ新聞 2011年11月29日付け
27日未明、パウリスタ都電公社(CPTM)の線路を歩いていた3人の作業員が、始発電車に轢かれて死亡する事故が起きたと28日付伯字紙が報じた。
事故が起きたのは、サンパウロ市東部のCPTM11号線タトゥアペ駅とブラス駅の間で、死亡したのは現場責任者のエドゥアルド・バチスタ・デ・オリヴェイラさん(40)と、技師のマルシオ・ルイス・アウヴェス・デ・ソウザさん(32)とホセ・フアン・デ・ディオス・クララメンテさん(年齢不明)の3人。同行していた技師のカウエ・グルーベルさん(29)も左ひじと左手に軽傷を負った。
オリヴェイラさんら4人は27日未明、タトゥアペ駅に近い技師事務所で、スペインのCAF社から購入した新型車両のテストを行っていた。このテストは、CAFのブラジル支社の依頼で行われたもので、クララメンテさんは、この作業のためにスペインから派遣されていた。
作業後の4人は交通機関が機能していなかったため、800メートル離れたブラス駅に向かって線路上を歩き始めたが、午前4時25分頃、グァイアナゼス駅発の始発電車に轢かれた。
運転士のパウロ・ロベルト・ゴミデスさん(47)の話によると、4人はCPTM内で義務づけられている反射テープのついた胴衣を着用していなかったため、確認が難しく、4人の姿に気づいて非常ブザーを鳴らしたものの、線路の左側にある溝に飛び込むことが出来たのは最後尾にいたグルーベルさんだけで、前にいた3人はよけきれなかったという。グルーベルさんはタトゥアペの病院に運ばれたが、強いショックを受けている。