ニッケイ新聞 2011年12月2日付け
名古屋南ロータリークラブ(会員121人)の国際奉仕委員長・木村樹生さん(42、愛知)が先月末来伯し、高齢者介護施設「A Mao Branca」の支援に向けた施設見学や、17年間姉妹提携を結ぶ聖南ロータリークラブと打ち合わせを行なった。
木村さんは広告代理店を経営するほか、三重大学地域創生研究センターのプロジェクト研究員。同クラブでは10年前から活動している。
木村さんの所属する名古屋南、聖南、国際ロータリー2760地区(愛知県)の3ロータリークラブおよび、国際ロータリー財団から寄せられた義捐金3万2300ドルで医療機器を購入し、再来年2月頃に施設に提供する予定。
昨年から計画し今年実施予定だったが、東日本大震災により義捐金の一部が被災地に送られたことから、一年遅れで実施する運びとなった。
「提案書は出来ているが、本当に現地の実態に合ったものかは確認が必要。聖南ロータリークラブの会長と面談をし、一年後に向けた最終調整をしたい」と語った。