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ニッケイ新聞 2011年12月2日付け

 またも日系人が殺害された——。スザノ福博村の強盗殺人、マイリンケの店子の逆怨みによる南青協隊員刺殺、モジの日系姉妹、そして今回はサンパウロ市内ヴィラカロンのパステラリア親子だ。ブラジルでは銃による殺人事件が1日100件起きているという。日系人の割合からすればおかしくないわけだが、これだけ立て続けに起こるとぶつけようのない怒りが湧き起こる。息子が誘拐殺人にあったことから出馬し、刑法改正に奔走する大田ヨランダ下議の活躍にも期待したいが…。
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 木村樹生さんが所属する三重大学が中心となって防災パンを開発した。レトルト袋入りで5年間持ち、一個で450キロカロリー。お土産にもらったものを試してみると、しっかり中身が詰まって味は黒糖パンのようだった。企業を通して配布し、4年後未使用であれば回収して発展途上国に寄付する予定だとか。
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 「第41回山本喜誉司賞」に宮崎県出身者が2人受賞したことから、宮崎県人会では式典当日に受賞者を招いた祝賀昼食会が開かれた。受賞者の興梠さんは家族8人、竹原さんは夫婦で出席、会員ら10人が参加して県人の晴れの日を共に喜んだ。谷広海会長は「宮崎では口蹄疫や鳥インフルエンザと農牧面で暗いニュースが続いていた。県人の励みになります」と笑顔で語った。今日の新聞は県知事や移住者家族会に届けるのだとか。