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ベレン=天皇誕生祝賀会に150人=沼田総領事の着任披露も

ニッケイ新聞 2011年12月6日付け

 【パラー州ベレン市発】在ベレン日本国総領事館(沼田行雄総領事)は先月24日、「天皇誕生祝賀会」および「沼田総領事着任御披露目祝宴」を同総領事公邸で開いた。
 エレニウソン・ポンテス同州副知事、ナヂール・ネヴェス同市会議員、ジョゼー・セヴェリーノ・フィーリョ同州商業連盟副会頭、石井オスカル市会議長、同州内市長らのほか、生田勇治会長(汎アマゾニア日伯協会)、及川定一会長(アマゾニア日伯援護協会)、山田フェルナンド会頭(パラー日系商工会議所)や坂口フランシスコ理事長(トメアスー総合農業組合)ら多数の地元日系団体や県人会の代表者ら約150人が参加し盛大に祝った。
 天皇皇后両陛下の御真影と日伯両国の国旗が飾られた会場で日伯両国歌を斉唱、今月で78歳を迎えられる天皇陛下の誕生日を祝った。
 挨拶に立った沼田総領事は「皆様と手を携え、日伯両国の友好に勤めたい」と挨拶した。
 同祝賀会に毎年欠かさず出席する同商工会議所の山田純一郎名誉会頭は、今年88歳と高齢にも関わらず元気な姿を見せた。普段他の宴席には出席しない山田名誉会頭が元気一杯に懇談している姿は、参加者の注目を集めていた。
 同祝賀会は例年、日伯両国民が交流を行うことで友好関係を深め、絆を緊密にする役割を担っており、同市日伯両社会に欠かせない行事となっている。(下小薗昭仁パラー州通信員)