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ニッケイ新聞 2011年12月6日付け

 岐阜県美濃加茂市のNPO法人「ブラジル友の会」が今月、週末限定の多文化交流レストランを開店、ブラジル素材を使った自慢の丼や一品料理を販売する。大垣市の店が提供する肉の炭火焼とヴィナグレッチを乗せた「ブラ丼」が好評。考案したロベルト・マルチンスさん(49)は「アイデアは30種類」と胸を張る。友の会は「日本人にも多く来てもらい、テーブルを囲んで交流したい」とやる気。
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 広島大学による新技術説明会は企業関係者を対象に、同大の研究活動の成果を日系企業との共同研究の可能性も視野に入れて開かれ、3月に起こった福島第一原発を受けて行われた被爆医療の支援の状況も報告された。同説明会はすでに米国・ニューヨークでも開かれており、約100社が参加、いくつかのプロジェクトに結びついたとか。
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 リベルダーデ広場前にある旅行会社『ツニブラ』では最近、強盗対策に余念がない。入り口は常に鍵がかけられ、ガードマンが開閉。内部は白いシーツに覆われている。というのも、すぐに両替所があるため、人の出入りが外から見えないようにしているのだ。内部も衝立が作られ、前の人がいくら替えたか分からないようになった。最近、日本で活躍するブラジル人歌手が両替後に襲われた事件が起こったばかりだとか。年の瀬押し迫ると、ナタルのプレゼンチ用にか強盗が増えるという。読者のみなさんもお気をつけて。