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東西南北

ニッケイ新聞 2011年12月7日付け

 リオ・グランデ・ド・ノルテ州での3日のカルナタル(季節外れのカーニバル)に出演後、4日からサルバドールの病院入院中の歌手のイヴェッテ・サンガーロが、脳膜炎で7日のレシフェと10日のサンベルナルド・ド・カンポのショーをキャンセルした。脳膜炎の治療は5〜7日、長くても10日で、6日現在、経過は順調とか。
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 サンパウロ市北部ピリツーバで5日夜半、消防のタンク車が電柱に衝突後、ガソリンスタンドに突っ込むという事故が発生。目撃者は酔払い運転と証言したが、運転していた42歳の消防士は急に具合が悪くなり事故の事は覚えていないと供述。たまたま現場に来合わせた別の消防士が、怪我をした運転手を署に搬送して手当てを受けさせたが、アルコールは検出されなかったという。先日の具合が悪くなり、事故を起こして撲殺されたバス運転手といい、ハンドルを握る人の健康管理は大丈夫?
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 アマゾンの森林伐採の量が減ったとは言え、いまだにサンパウロ市の4倍もあると聞くと驚かずにいられない。改めてアマゾンの広大さも知ることになるのだが、最低でも毎年それだけの森林資源が減っていると考えると、多少なりとも未来に危機感を感じてしまう。アマゾンは現在地球でも有数の二酸化炭素放出の地であり、酸素発生の地。そう考えると、地球規模で今以上に愛されてほしい。