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クンビッカ=新ターミナル開業は1月=民営化への入札は2月に

ニッケイ新聞 2011年12月20日付け

 空港インフラ業務公社(Infraero)が16日、サンパウロ州グアルーリョスのクンビッカ空港新ターミナル開業は1月に延期と発表した。
 同日付G1サイトなどによると、今月20日から開業予定だったリモートターミナル(第4ターミナル)は2日、空調用パイプが壊れて天井の一部が落下、作業員2人が負傷という事故が起き、現在も原因を調査中。開業延期は事故当初から言われていたが、正式通達は16日となった。
 なお、15日には、クンビッカとサンパウロ州カンピーナスのヴィラコッポス、ブラジリアの3空港民営化に向けた入札が2月6日に行われ、底値は、34億レアル、15億レアル、5億8200万レアルなどの規定も発表。
 落札者には、2014年W杯前に、年間収容人数が最低でも700万、550万、200万の新ターミナル開設などが要求される一方、20年、30年、25年の間の営業管理権が与えられる。
 また、リオ〜サンパウロ市〜カンピーナスを繋ぐ高速鉄道(TAV)の入札規定は、1月10日までに発表される見込みだ。