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クリチーバ=伯日親善テニス大会=420人が元気に参加

ニッケイ新聞 2011年12月20日付け

 クリチーバ・テニス・クラブ(CTC、島袋グスターボ会長)は11月12、13日、クリチーバ近郊のスポーツ・クラブ3カ所の会場で第16回伯日親善テニス大会を開催、ブラジリア、サンパウロ、モジ、スザノ、ロンドリーナなどブラジル各地から約420人が参加し、ダブルスで白熱した試合を繰り広げた。在クリチーバ日本国総領事館、パラナ日系テニス協会の後援。
 同大会は、1985年の日伯修好通商航海条約調印100周年を祝って95年より始められたイベント。最初の年をゼロ回と数え、今年は16回目を迎えた。最終日夜にサンタモニカ・クラブで開かれた表彰式の夕食会には選手の家族らも訪れ、約600人が集まった。山口登総領事、山脇ジョルジ市議も出席した。
 65歳以上の部で出場し、2位を獲得したCOOPER1(コチア)チームの山田佼毅さん(よしき、69、二世)は「敗者復活戦があるので、勝っても負けても投げ続けられて楽しい」と参加。
 名誉会長の小田忠志さん(ただし、75、二世)と元会長の森元福雄さん(69、二世)は大会開始の経緯を振り返りながら「30歳から76歳までの選手が元気に参加している。各地から多くの選手が集まり、交流の輪が広がる場になっている」とその発展を喜んでいた。
 カテゴリー別の優勝チームは以下の通り。女子▼30歳以上=COOPER、40歳以上=NIKKEI1、50歳以上=NIPPON1(日本カントリークラブ)、60歳以上=NIPPON。男子▼35歳以上=SMCC1(サンタモニカ・カントリークラブ)、45歳以上=MORIYA、50歳以上=CTC1、55歳以上=NIPPON1、60歳以上=SMCC、65歳以上=NIPPON1(長村裕佳子クリチーバ通信員)