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ニッケイ新聞 2011年12月21日付け

 サンパウロ市メトロのイミグランテ駅から徒歩5分の場所にある神奈川県人会館(Rua Major Newton Feliciano, 75, Vila Mariana)では、宿泊希望の日本人や日系人を探している。1泊なら30レアル、2泊目以降は20レアルになるという。駐車場も3台あり、無料。すぐ近くにスーパーや公園もある高級住宅街の一角。申込みや詳細問い合わせは同会館支配人、橋本明美さん(電話=11・9117・2714、11・5082・3141)まで。「特に聖南西の方が出聖した折りなどにご利用いただきたい」と同会館関係者は呼びかけている。
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 ドキュメンタリー映画『闇の一日』を制作したIMJ社の奥原マリオ潤さんは三世だが日本語が堪能で、こちらが恐縮するぐらい礼儀正しい。発言と振る舞いだけ見ると、頭の中は日本人なのだろうかと感じるほど。しかし上映会当日、マリリアから招待した米寿手前の日高徳一さんをロドビアリアで3時間待たせたとか。迎えに行かなかったのかと聞くと「タクシーに乗って来てって言ったんだけどね」とサラリ。やはりその辺りはブラジル人だ。
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 サンパウロ市が推進するリベルダーデ緑化運動の一環で6月から始まった桜の植樹運動。現在までにサンジョアキン街やファグンデス街に70本が植えられた。20日にはブラジル日本移住者協会や宮城県人会、援協に市役所の職員が参加し、リベルダーデ区のタグア街で4本を植樹した。タグアと言えば大学生が深夜まで騒ぎ、翌朝はゴミが散乱している通り。ある参加者は「花壇がゴミ箱になってしまわないといいけど」とポツリ。