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ニッケイ新聞 2012年1月11日付け

 園田会長によれば、「非公式の場ではあったが、そもそも震災一周忌法要の挙行を言い出したのは中沢会長」だとか。しかし中沢会長は「役員会で決まったようですね」。代表者会議で申し出たという会館提供についても「そういう提案があったので…」とノラリクラリ。日本語で話しているはずなのだが、これが東北と九州の違いなのだろうか。といえば、東北人は怒るかも知れない。
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 滋賀の山田会長によれば「日本祭りと同様、毎日新聞社提供の写真展示、NHKの映像の放映などを考えている」という。もちろんそれもいい。だが、義捐金活動を含めコロニアの存在感をブラジルはもちろん、ブラジル駐在の日本メディアを通じ、日本に示す好機であると思うのだが…。
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 昨年の東日本大震災の文協での追悼ミサは5団体と総領事館共催、同日夕方に宮城県人会館であった法要は被災県人会の共催によるものだった。趣旨や思いも違うので別々でやることに異議はないのだが、トンチンカンだったのは文協の方。日本政府代表のはずの大部一秋総領事がコロニア代表としてあいさつ。某副会長の案らしく、何故か尺八が吹かれ、会場には異様な雰囲気が漂っていた。今回は気をつけて欲しいもの。