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ベレン総領事館=「辰年にちなみ元気よく!」=日系団体と共催で新年会

ニッケイ新聞 2012年1月17日付け

 【パラー州ベレン発】在ベレン日本国総領事館、汎アマゾニア日伯協会、アマゾニア日伯援護協会、パラー日系商工会議所の日系三団体共催で8日午前9時半から、日伯協会神内講堂で恒例の新年祝賀会を開催した。
 会場には総領事館から沼田行雄総領事、大岩玲首席領事ら、日伯協会から生田勇治会長ら、援協から及川定一会長ら、トメアスー、タパナン、カスタニャール、サンタイザベル、グアマーなどの各団体長、パラー婦人会長など招待客約150人が参加した。
 総領事と日系3団体の会長挨拶の後、鏡割りを行い、参加者はパラー老人クラブの五十嵐光也会長の音頭でふるまわれた酒で乾杯し新年を祝した。
 その後ベレン市の軍楽隊の演奏で日伯両国歌を斉唱し、同軍楽隊による演奏、龍駒会とベレン民謡クラブによる日本舞踊が披露された。
 また、「パラー琴の会」による新年に相応しい琴の演奏、日伯協会所属の「グループ鼓どん」による勇壮な太鼓などが参加者を喜ばせた。
 カクテルパーティーでは新年らしい雰囲気の中、参加者は和やかに懇談していた。
 恒例の祝賀会も年々、一世層や関係団体の役員及び会員の参加者がだんだん少なくなってきており、二、三世層が参加してくれるような斬新な新年祝賀会に移行する時期に来ているのでは、との意見も聞かれた。主催者の今後の検討を期待したい。(下小薗昭仁パラー州通信員)