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外国人労働者が57%増=12月末には151万人に

ニッケイ新聞 2012年2月8日付け

 法務省統計によると、昨年12月末までの外国人労働者人口は151万人に達し、前年比57%増えたと5日付フォーリャ紙が報じた。
 増加が著しいのは南米からの労働者で、ペルーから合法的に流入した労働者は09年の6千人から1万9千人に3倍以上の伸び。ボリビア人は3万5千人が6万2千人にと77%増え、パラグアイ人も1万1千人が1万9千人に72%増えた。その他の南米諸国もアルゼンチン14・4%にウルグアイ9・5%、チリ8%の増加を記録。欧州からはイタリア人3・42%やスペイン人2・7%、ポルトガル人0・4%の増を記録したが、日本人は0・05%減。
 外国人労働者が最も多いのはサンパウロ州の77万1890人でリオ州31万4220人、パラナ州7万7040人と続く。労働者の数ではポルトガル人の277万7780人が最多で、日本人9万2430人、イタリア人7万2700人、ボリビア人6万2560人、スペイン人6万80人となっている。