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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2012年2月14日付け

 ミナスジェライス州ベロオリゾンテで開かれた、第一回日本祭り。開催を発案し、陣頭指揮を取って準備に当たったウジミナス社の浜田ゆかり氏は、なぜだかわからないが明らかに取材を避けようとしていた。
 1日目は、経済フォーラムで政府関係者など要人が一堂に会し、対応に追われているようだったので挨拶だけで終わったが、2、3日目は何度か隙を見て話しかけても「今これこれの問題があるから」「サンパウロから来た人たちを見送るから」などと言ってすぐにどこかへ行ってしまった。
 幸いにして、開催の経緯や思いなどはミナス文協の役員の方々から聞くことができたが、規模を知るため大体の予算を教えてくれと言うと「給料をいくらもらっているのかを聞くのと同じでしょう」と、ついに教えてくれなかった。
 その発言の意味はよく理解できない。同州出身の二世ならではの思いもあっただろうが、聞けずに終わったことが残念だ。(詩)