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「母を殺したのは俺」=おじ達の前で息子が自供
ニッケイ新聞 2012年2月18日付け
サンパウロ市西部ペルジーゼスで殺された元バレーボール選手のマギダ・A・ゴメスさんの息子で22歳のクレーベル・タデウ容疑者が16日、「母を殺したのは俺」と自供し逮捕されたと17日付伯字紙が報じた。
事件が起きたのは11日夜。強盗に身柄を拘束された息子が家まで同行させられ、金を奪われたが、賊が刃物を振り上げたため、かばおうとした母親が17カ所を刺されて死亡という事件は、世間の注目を集めていた。
犯人と思しき男は当日、血のついたシャツを着たまま、マギダのところで昼食をとった後だといってアパートを去っており、不審に思った警察が16日、おじ夫婦の前で息子を再尋問した。
途中、供述の内容が変化した事に気づいた警察に、防犯カメラには強盗事件らしき映像はなかったと言われた後は、供述がさらに怪しくなり、真実を告白したという。
警察によると、麻薬に手を出している事などをしつこく言われ、面白くなくなった息子が憂さ晴らしに車で出かけた時、麻薬を売ろうと近づいてきたのが血のついたシャツで出て行った男。うるさく言う母親は脅かしてやればおとなしくなるさといわれ、アパートまで連れて行った。
最初にマギダさんを刺したのはその男だが、刃物を奪って刺し続けたのは自分だと自白した息子は直ちに逮捕。共犯者は初対面で素性はしらないと息子が供述したため、警察は、モンタージュ写真を作って共犯者の捜索を続けているという。