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サンパウロ市パウリスタで死亡事故=バスと喧嘩の自転車運転手

ニッケイ新聞 2012年3月3日付け

 サンパウロ市パウリスタ大通りで2日朝9時50分頃、コンソラソン方面に向かうバスレーンと車道の間を自転車で走っていた33歳女性が、バスに轢かれて死亡した。
 G1サイトによると、死亡した女性はシリオ・リバネス病院勤務のジュリアナ・ジアスさんで、普段から通勤手段に自転車を利用していた。
 事故の現場はパンプロナ街との交差点を過ぎた直後で、信号が変わるのを待っていて事故を目撃した女性によると、ジアスさんは別のバスの運転手と口論となり、片手を挙げて抗議した際にバランスを崩し、後続のバスに轢かれたという。
 ジアスさんを轢いたバスの運転手は救助を手伝おうとし、救急車やヘリコプターも派遣されたが、ジアスさんは事故現場で死亡した。
 パンプロナ街との交差点付近は、09年にも自転車走行中の40歳女性がバスに接触されて転倒後、轢かれて死亡という事故が起きている。今回も自転車愛好家達が専用レーン増設などを求めて抗議行動を行っている。

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