ニッケイ新聞 2012年3月3日付け
小堀さんが得意だったものは料理だけではなく、ボーリング。「日本では仕事をすれば好きなものを買えるから、どんどんはまりましたね」と照れくさそうに話す。マイボール、マイシューズをいくつも持っており、10年程前には日本のアマチュアリーグに出場、年間のアベレージは208、最高は290と驚きの数字。今は重い球ではなく、鍋で軽快に具材を転がしている毎日。
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「塩の代わりに何にでも使えます」と青木さんが紹介する塩麹。作り方はとても簡単。麹100グラムに塩30グラム、水100CCを1日に一度かき混ぜ、2週間常温で保存。これで完成。「鶏肉に塩麹を塗って冷蔵庫で4時間ほど保存するだけで、肉がやわらかくなり、味にも深みが出ますよ」とニッコリ。
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ブラジルを知る会による震災応援バザーでは、被災者および同会手製のタオル「まけないぞう」も販売される。被災者自身が苦難に負けまいと、阪神大震災で始まり広まったものだ。また、今回の収益金はあしなが育英会を通し「あしながレインボーハウス」に寄付される。遺児の心のケアに取り組む施設で、神戸レインボーハウスに続き2006年に竣工された。「寄付金の行き先が明確」を理由に選んだとか。