ニッケイ新聞 2012年3月6日付け
先月25日付本紙で掲載した年金の話題だが、取材には時間を要した。
帰化すればもらえるのかという点について、問い合わせてきた読者からは「INSSの職員がそう言った」、弁護士には「そんなはずはない」と言われ、INSSに聞くしかなくなった。
2回電話し、応対は親切だったがポ語が難しく、2人の言うことが違うように聞こえたのでセントロの事務所へ。
受付に「予約してないけど聞きたいことがある」と言うと、「電話して」と追い返されそうになったが、「したけど電話では言葉がわからなかったの!」とごり押し。そこで得られた答えでやっと確信が持てた。
当地の年金は複雑で様々なケースがあり、職員も完璧に理解しているわけではないように感じた。ポ語が不得手な外国人でもわかるようなサービスがあれば良いが、遠い先の話だろう。(詩)