ニッケイ新聞 2012年3月7日付け
雪の残るチリのヴィラリカ火山で1日、28歳のブラジル人、フェリッペ・サントスさんらが事故に遭遇。フェリッペさんが500メートル以上滑落して行方不明となったと知らされた両親らは、現地に飛んで捜索にも同伴。遺体は3日に発見され、5日に検死、死亡証明書作成後、6日にブラジルに送られた。リオ州マカエのペトロブラス勤務のフェリッペさんは冒険好きで快活な青年で、当局は本人の不注意が原因か、ガイドの指導不足かを調査中。1日は21歳のメキシコ人男性も死亡、チリ人男性とスイス人男性各1人が重軽傷を負った。
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ミナス州ベロ・オリゾンテ郊外で6日朝、貨物列車同士の衝突事故。双方の機関車が大破、一方の貨物車両が脱線し、蛇腹のように折れ線を描いた航空写真がサイトに掲載された。アルゼンチンでは5日に再びバスと列車の事故。安全な移動や輸送の手段はどこに。
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1995年のサンパウロ州杯優勝に貢献したコリンチャンスの元選手が4日夜、サッカーの試合後に友人夫婦の車に乗せてもらった折り、後部座席でズボンを下げ、5歳になる夫婦の娘に悪戯をしようとして、幼児性交の容疑で逮捕された。コリンチャンスはこの人物について「もう関わりはない」と語っている。そのコリンチャンスは7日にリベルタドーレスに臨み、パカエンブーでパラグアイのナシオナルと対戦する。