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大耳小耳

ニッケイ新聞 2012年3月7日付け

 「実は大太鼓がサンパウロに着いたことを知らなかったんだよね…」。寄贈を受けたブラジル太鼓協会からは関係者に電話が一本あっただけで、飯島さんは行方を知らずにいたという。本来であれば太鼓協会が一席設けて直接感謝を伝えるのが礼儀。しかも、寄贈者の石岡さんが来伯中という絶好の機会を知っていながら連絡がなかったとか。輸送費も高いが、太鼓は数百万円もする代物。礼儀や躾を期待して太鼓を習わせる父兄も多いはず。好意を「ごっつぁんです」で済ませる役員の背中を見て、子供達は成長できるだろうか。
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 1期2年ぶりに香川県人会長に返り咲いた菅原パウロさん。今月1日にあった県連代表者会議での報告では「人前での挨拶は嫌い」と民謡『金毘羅船々』で自慢の喉を響かせた。明るい雰囲気につられて笑ったり「バカバカしい」とムスッとするなど様々な会長らの反応をよそにアッケラカン。そんな菅原会長、現在訪日中。明るい性格でこれからも会を盛り上げてほしい。
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 毎月第2土曜の午後6時から、サンパウロ市のルーテル教会(Rua Pandia Calogeras, 54, Liberdade)で行われている定例の「異業種多文化交流シュラスコ会」。今月はサンバ、パゴージの生ライブとダンスがある。参加費は学生10レ、社会人20レ。職業、国籍、年齢、宗教、使用言語、滞在形態など問わず広く参加を呼びかけており、「仕事や知識や趣味や文化の幅が広がること請け合い。面白い企画をお持ちの方はどなたでも」と歓迎する徳弘浩隆牧師。