ニッケイ新聞 2012年3月9日付け
サンパウロ市リベルダーデ区の日系ルーテル・サンパウロ教会(Rua Pandia Calogeras, 54)で11日午前10時半から「東日本大震災追悼・復興祈念礼拝」が行われる。
世界ルーテル連盟に加盟する世界中の教会による義捐金は、昨年6月時点で1億円を超えており、初期の緊急支援から、がれき除去ボランティア、その後はルーテル学院大学社会福祉学部と協力して心のケアなどを展開したという。
礼拝のほか、日本のルーテル教会のボランティアや復興支援の様子がパワーポイントで報告される。来場者には日本で配布された救援物資のタオルも配られる。
徳弘浩隆牧師は「多くの人の涙と汗をぬぐったタオル。同じタオルを手に取り、私達も涙と汗を共有しましょう」と呼びかけている。
問い合わせは同教会(11・2305・7088)まで。