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USP日文研=学術セミナーを3回開催=一般に広く参加呼びかけ

ニッケイ新聞 2012年3月17日付け

 サンパウロ総合大学日本文化研究所(森幸一所長)などが主催するセミナーと講演会が今月、同大日本文化館(Av. Prof. Lineu Prestes, 159, Cidade Universitaria)で3回にわたり開催される。
 森所長によれば、先般「日本政府草の根無償文化基金」の助成によって造られた同館のマルチメディア教室を最大限に活用すべく学術セミナーを毎月開催する計画で、一般にも広く参加を呼びかける。詳細(日時、会場、演者、テーマ)は次の通り。
 ◎19日午後1〜4時、マルチメディア教室にて。濱田嘉昭教授(放送大学)『放送大学ー遠隔通信制大学ーの役割と仕組み〜社会と個の調和をめざして』、岩永雅也教授(同)『放送大学で学ぶ日本—教材「世界の中の日本」などを例として—』。ポ語通訳あり。
 ◎21日正午〜、講堂にて。日系グラフィティ・アーティスト、チチ・フリーク氏『復興のためにアートで何ができるか』(ARTE, UMA CAMINHO PARA A RECONSTRUCAO!)。ポ語のみ。
 ◎23日午後2時〜、マルチメディア教室にて。島和博氏(大阪市立大人権問題研究センター所長)『現代日本の人権状況—部落解放運動の展開と混迷を事例に—』。ポ語通訳なし。
 問い合わせは同研究所(11・3091・2426)まで。