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オ・ボチカリオが大躍進=ブラジル最大のチェーン店に

ニッケイ新聞 2012年3月23日付け

 化粧品店のオ・ボチカリオがマクドナルドを抜いてブラジル最大のチェーン店となったことがわかった。22日付エスタード紙が報じている。
 ブラジル・フランチャイズ協会(ABF)の発表によると、オ・ボチカリオは2011年に店舗を3260店まで伸ばし、マクドナルドを抜いてブラジル最大のチェーン店となった。特にここ数年の店舗拡大は積極的で、2010年には180、11年には240店舗を増やした。12年も250店増える予定で、3500店超えも間近だ。
 同社によると、訪問販売が主であった2008年頃は、幹部たちの間で店舗拡大を躊躇する動きもあったという。だが、「顧客が直接足を頻繁に運んでこそ」のポリシーに従い店舗を拡大。現在では国内1600市に店舗を持つに至った。
 また、積極的な新商品開発も功を奏しているという。同店は11年に430品を新商品として売り出し、12年もほぼ同規模の新商品の発売を行うという。商品も国際市場向けの高級品から、Cクラス向けに10レアルで発売するものまで多様性に富んでいる。
 そして、ブラジル内での香水人気の高さも流れを後押ししている。2010年、ブラジルの香水市場は60億米ドルを超えて世界一を記録。現在は国外のメーカーも市場に参入しているが、そのシェアはわずか7%で、全体の売上の60%をオ・ボチカリオとナトゥラの2社が独占している状態だ。
 マーケット・ディレクターのアンドレア・モッタ氏は「人口3万人以上の市にも入って行きたい。まだ4千店まで増やす余地がある」と語っている。

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