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ニッケイ新聞 2012年4月5日付け

 ミランドポリス市第3アリアンサ地区の日本語学校に、一昨年7月から2年弱、富山県から派遣されていた大木伸宏さんが先月半ばに帰国し、その体験談が朝日新聞のウェブ版に掲載された。記事によれば、今月から元いた学校に復帰、当地での教育経験を生かしたいと意気込んでいるそう。一方、先日あったブラジル日本語センターの総会では弓場パウロ元監査役が、第1アリアンサ地区への次の教師派遣がまだ決まっていないことを明かし、「派遣元の長野県ではあまり理解が得られていないようです」と懸念を示していた。
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 本紙等が報じた在聖総領事館のビザ業務委託問題は、東京で発行されている経済誌『ZAITEN』(財界展望新社)5月号でも1頁を使って扱われた。同誌編集部が委託業務を受注したJBAC(本社・東京)の代表電話にかけても「常に留守電話のまま」といい、メールで質問を出したが「連絡は一切ない」という状態だったとか。「そもそも電話にもでない、メールを出してもレスポンス(返答)もないような企業に、ビザ発給業務を委託すること自体、おかしな話である」とその記事は締めくくられている。サンパウロ市ではいよいよ9日からそのセンターが業務を開始するが・・・。