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大耳小耳

ニッケイ新聞 2012年4月12日付け

 「県連移民のふるさと巡り」に記者生活1年足らずで2回目の参加をした。「今回は少しゆっくりできたわね」という参加者も多かったが、それにしてもバスを乗ったり降りたりの繰り返しで、いろいろトラブルもある中、高い平均年齢にもかかわらず出かける、という姿勢には脱帽。どの移住地でも婦人部の皆さんが作る食事がふるまわれるが、食欲もすごい。取材中はなかなか落ち着いて食事も取れず、ふと見やるともうなくなっている鍋もちらほら…。それがいつも残念。
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 サンパウロ市議会を代表し、サンスイ社の平崎靖之社長補佐の表彰式に出席した防災局のジャイル・パッカ・デ・リマコーディネーターは、元軍警大佐で消防隊の司令官。現職に着任後、ブラジル航空業界最悪の事故といわれたコンゴニャス空港のTAM旅客機墜落事故、サンパウロ市ピニェイロス区に建設中だった地下鉄陥没事故など、既に二つの大事故も経験。大物だけに試練も大きい?