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受難劇で事故の役者死亡=首吊り状態となり昏睡後
ニッケイ新聞 2012年4月24日付け
サンパウロ州イタラレ市でのキリスト受難劇で、イスカリオテのユダを演じた役者が、昏睡状態のまま亡くなったと23日付伯字紙が報じた。
受難劇は受難日(パイション)の4月6日夜上演されたもので、キリストを裏切ったイスカリオテのユダが首を吊った場面で、チアゴ・クリメックさん(27)の上着の紐が首にからみつき、本当に首吊り状態になってしまった。
練習では上手くいっていたため、誰も事故に気づかないまま4分経過。周囲の人々が慌てて救助したが意識が戻らず、救急車で市内の病院に運んだ後、イタペヴァ市の病院に移送された。
チアゴさんは脳損傷を起こしていたが、19日の時点では脳が生きている事が確認されていた。腕を動かした事もあり、皆が回復を信じ待ち望んでいたが、22日午後5時15分、昏睡状態のまま帰らぬ人となった。