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援協・4月役員会=会員区分の選択進まず…=正会員はわずか550人

ニッケイ新聞 2012年5月5日付け

 サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)の4月定例役員会が26日、本部会議室であった。
 サンミゲル・アルカンジョ市に建設予定のSUS病院について菊地会長は、すでに施工会社と正式に契約して10%を入金、まもなく工事に入ると報告。「11月末に全てを完成させ12月1日から開業できるようにしたい」と再び強調した。
 地区組織委員会からは、3月末時点で会員が1万3255人で、昨年から正会員か賛助会員のいずれかの区分選択を会員に依頼しているものの、実際には約半数の会員からしか回答が得られていないことが報告された。
 後日の取材では、5月3日時点で正会員を選んだのは理事や評議員、地区組織委員を含む550人で、賛助会員を選んだのは6707人だった。
 与儀昭雄委員長は「正会員だけに選挙権がある。選挙が始まる10月を見越して6月中には正会員の数を確定できるよう、早く返事をもらいたい」とのべた。
 その他、社会支援委員会からは安部順二連邦下議の議員修正予算(emenda parlamentar)が下りる見込みで、スザノ・イペランジャホームに5万レ、SUS病院に20万レが充てられることが報告された。