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東西南北

ニッケイ新聞 2012年5月22日付け

 日本でも5月はゼネストの時期だが、ブラジルでは今、地下鉄やバスのストが全国7州で繰り広げられ、市民達の足に影響を及ぼしている。先週からストが続いているのは、ミナス州ベロ・オリゾンテやマラニョン州サンルイスのバスなど。サンルイスの場合、50%は操業していたバスが、18日の総会決定を受け、21日は、ピーク時の運行確保を命じた裁判所の支持を無視して100%ストップ、70万人に影響が出ている。南大河州のポルト・アレグレでは地下鉄が21日に全面ストに入り、バスは満員、道路は渋滞。地下鉄のストは、同市とベロ・オリゾンテ、アラゴアス州マセイオ、リオ・グランデ・ド・ノルテ州ナタル、パライバ州ジョアン・ペッソア、ペルナンブコ州レシフェ。各地で賃上げ交渉が難航しているのは、国の経済が厳しい証拠の一つでもある。サンパウロ市地下鉄も23日にスト突入の構えを見せているが…。
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 20日のTVグローボ「ファンタスチコ」で独占インタビューに答えたシューシャが、子供への性的虐待防止運動を推進しているのは、「13歳まで性的虐待を受けていたから」と涙ながらに告白。同じような体験をした子供の気持ちが痛いほどわかると語った後、いつもそばにいて愛情を注いでくれた母がいたから逃げ出さなかったという。何が「子供たちの永遠のお姉さん」をここまで突き動かしたのか。