ニッケイ新聞 2012年5月22日付け
先月発足した北伯県人会協会(山本陽三会長)の初の役員会が7日、汎アマゾニア日伯協会であり、理事ら7人が出席した。
創立総会後の動きの紹介と、連絡網の作成が行われた。今後の動きについて、9月10〜15日の日本週間(汎アマゾニア日伯協会主催)への参加について協議が行われ、スタンドでの参加を検討。各県の郷土料理や特産物販売などが候補として挙げられた。
サンパウロで7月に開かれる「日本祭り」に山本会長と越知副会長が視察に赴くことが報告され、汎アマゾニア日伯協会との共催による来年参加の可能性を探る。7月12日には県連への表敬訪問も予定する。
協会事務局がすでに汎アマゾニア日伯協会事務局内に設置されたことが報告され、事務のアルバイトの募集をすることも確認された。
今後、定例理事会が毎月第1月曜日午後2時半に開かれる。次回開催は6月4日。また、6月9日には、運営維持費などを議題とする全体会議を開く。協会に加入している県人会を対象としたものだが、未加入の会にも参加を呼びかける。
終了後、役員らは汎アマゾニア日伯協会、パラー日系商工会議所、在ベレン日本国総領事館、アマゾニア日伯援護協会を表敬訪問、役員の紹介ならびに設立趣旨の説明、今後の活動への協力依頼を行った。
役員は次の通り。会長=山本陽三(香川)、副会長=越知恭子(広島)、専任理事=宍戸次男(福島)、会計理事=島川尚三(熊本)、理事=岡島博(群馬)、伊藤健治、相談役=堤剛太(汎アマゾニア日伯協会事務局長)、顧問=阪野真司(在ベレン日本国総領事館領事事務担当)。