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ニッケイ新聞 2012年5月29日付け

 メトロ工事も手がけたことのある荒木さん。「サンパウロ市のメトロ4号線(レプブリカ—ブタンタン)の建設では両端から掘り進んで、真ん中で合流した時、80センチもずれていたでしょ。ああいう時は、互いに20〜30メートル戻って掘りなおさなきゃならない。大変な無駄。にもかかわらず、今でもその手の話は良くあるんです。これは測量機械の問題じゃなくて、測量の精度の問題。機械の使い手の教育や考え方の問題ですね」。精度にこだわらないというのは、いわば国民性というか教育の問題か?!
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 ブラジル岐阜県人会は、事務所の移転に伴い、県人会の備品(事務机、椅子、書架、冷蔵庫、ガスレンジなど)を無償で譲渡する。図書は様々な分野で数百点ある。希望者は15日までに事務局(11・3209・8073/坂野)に連絡を。
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 日本の報道によれば、外務省と岩手県は2月、シンガポールで「復興プロモーション事業」と題し、特産品や観光地の紹介を通じて復興をアピールするキャンペーンを開始したそう。風評被害対策の一環で、現地の旅行会社や飲食業者を招き、岩手県観光課が観光名所の紹介や安全性を説明したり、県産の米や日本酒を使ったメニューを提供したとか。日本産の食品輸入が解禁されないブラジルでも被災地の支援となるような直接的な働きかけを、政府主体でやってもらいたいもの。