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サンベルナルド日本祭=規模拡大し2日間実施=市議会による表彰も

ニッケイ新聞 2012年6月7日付け

 サンベルナルド・ド・カンポ日伯文化協会連合会(中原アルツール会長)が「移民の日」を記念し、『第31回サンベルナルド日本祭』を16、17の両日正午から、同市教職員養成センター(CENFORPE, Av. Dom Jaime de Barros Camara, 201, Planalto)で開催する。入場無料、午後10時まで。

 中原会長、南洋行市議、吉元哲夫同祭実行委員長、熊井邦子同市文協特別相談役、金谷義弘パウリセイア文協会長が案内のため来社した。
 毎年「移民祭」として1日のみ開催していたが、今年から規模を大幅に拡大し、場所を変え売店や余興を充実させ、2日間に渡り開催する。
 初日は午後3時から開会式、午後6時から市議会主催の記念式典がある。式典では、同市文協直営の日本語学校で25年間教師を務め、現在も文協役員として活躍する熊井邦子さん(67、秋田)にジョン・ラマーリョ章が授与される。
 また同日午前8時から、『記念ゲートボール大会』もある。場所は瑞穂文化協会球場(Praca Tokuyama, 2, Cooperativa)、見学無料。
 両日手巻き、天ぷら、ヤキソバなど日本食販売のほか、日用品等の売店も30店出店する。折り紙、習字など文化講座、同会場内の劇場では宮城会の琴、日本舞踊、和太鼓、皿踊りなど芸能祭が行なわれる。
 中原会長らは「餅つきもします。美味しい餅は毎年大評判です」と呼びかけている。
 問い合わせは中原会長(11・4392・5528)、記念式典については南市議(同・4331・4201)まで。