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レストランの宅配利用=サンパウロ市1位はイタイン・ビビ=午後の軽食も電話で注文?

ニッケイ新聞 2012年6月13日付け

 サンパウロ市内で食べ物の宅配を注文する人の22%はイタイン・ビビに住んでいる—。1〜3月の宅配注文5千件について調べた結果、同地区からの注文は、2位のピニェイロスやジャルジン・パウリスタ(どちらも11%)の2倍と10日付エスタード紙が報じた。
 サンパウロ市内全域のインターネットによる注文を受け付けて配達を手配するiFoodが、630店の宅配注文についてまとめたもので、一回に配達される食事の平均金額は53レアルだった。
 イタイン・ビビに住むフェルナンダ・マガリャンエスさん(36)によると、宅配利用の理由は食べに行くより早くて安い事。注文は昼食、夕食どちらもありで、目の欲に駆られてデザートなどに手を出さない分、宅配料金の4・90レアルを加味しても、外食より安く済むと言う。
 宅配注文には地区毎の特徴もあり、注文数では4位(9%)のモエマ地区では、83%が夕食の宅配で、夕食宅配数はトップ。10件注文があれば、5件はピザで3件はサンドイッチ。軽いと評判のアラブ料理は7%で日本食は3%だった。
 これに対し、モエマより商業地区の様相の強いイタイン・ビビは、夕食の割合は昼食より5%多いだけ。人々の活動形態が代わる土、日は、セントロのベラ・ヴィスタからの注文が最多となり、コンソラソン、サントアマロがそれに続く。週日トップのイタイン・ビビは、週末の利用度では10位、夕食注文数では5位に後退する。
 全体の宅配利用の48%は市南部に集中し、西部19%、セントロ15%、東部10%、北部8%と続く。これは宅配を行うレストランの数とも比例するという。
 夕食の注文は全体の75%に当たり、内訳は、ピザ48%、サンドイッチ19%、アラブ料理11%、日本食6%、イタリア料理4%、南伯のイタリア料理(ガレット)2%となっている。
 これに対し、昼食は、サンドイッチ37%、アラブ料理20%、玄米食などの健康食12%、日本料理8%、ガレット4%、イタリア料理3%となっている。
 3人家族で、朝、昼、夕食を全部違う所から注文、時には午後の軽食もというロザナ・デ・C・フェルナンデスさんは、宅配による食費が月1200レアルかかるが、買い物をする時間と家政婦の給与、食事の満足度を考えると宅配の方が正解という。入院中の患者に付き添っている人が注文する例や、自宅を診療所とする女医が年380回も宅配利用という記録もあるが、健康管理のためには、メニューの吟味なども不可欠だ。

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