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ファベーラを視察!? 警察に保護=リオで日本国交省職員ら

ニッケイ新聞 2012年6月23日付け

 【共同】リオデジャネイロで21日、日本の国土交通省職員らが乗った車がファベーラと呼ばれる治安の悪いスラム街に迷い込み、警察に保護されるトラブルがあった。在リオ日本総領事館などが明らかにした。
 国際協力機構(JICA)関係者によると、職員らは国連持続可能な開発会議(リオ+20)関連イベントのためリオを訪問中。JICAが建設協力した堤防の視察に向かう途中で迷い込んだ。車は地元運転手が運転していた。
 リオには大小約千カ所のファベーラがあり、治安の悪さで有名。リオの警察当局者によると、職員らはファベーラ内で銃を持った2人組を見たという。職員らに被害はなかった。