ニッケイ新聞 2012年6月23日付け
このラジオ体操大会は本来「一万人大会」と呼ばれていたが、なかなか1千人に届かず「一万人を目指す大会」となっているとか。小野副会長が参加するアクリマソン公園支部ではイタリア移民、スペイン移民、韓国移民、中国移民らも混ざり、毎朝70人ほどで体操する。途中の「イチ、ニー、サン、シー」というかけ声を週替わりでイタリア語などと変える特別対応をしている。出席印が100回分溜まると新しいカードがもらえ、1千回ごとに連盟のシャツがもらえる。中には7千回分も判子が溜まったツワモノまでいるとか。
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在聖総領事館の大部一秋総領事はパウリスタ名誉市民章の授与式で、「プロミッソン市を訪れた時、当時91歳だった安永忠邦さんが『上塚周平の魂を後世に』と真剣に言われたのが私の魂を貫いた」と移住地訪問の思い出を紹介。安永さんは14歳の時、今わの際の上塚氏から何度も「頑張れ」と手を握って激励され、以来77年間上塚氏の闘いの精神を受け継いできた。「安永さんを通して私の心にたどり着いた」としみじみ。
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県連主催の『第一回ロードレース・ジョギング』が7月29日に開催される。サンパウロ市旧市街がコースとなり、5キロの道のりを1周するジョギングと2周して10キロを走るロードレースの2種目で募集中。60歳以上は参加料金の割引もある。エントリーはウェブサイト(www.minhasinscricoes.com.br)から。