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ガソリン代が値上がり=減税で消費者価格は維持
ニッケイ新聞 2012年6月27日付け
ペトロブラスが、25日からガソリン代の卸売り価格を7・83%、ジーゼルも3・94%値上げした。
23日付伯字紙によると、精製所から搬出する時の価格は値上がりしたが、経済支配介入納付金(Cide)と呼ばれる燃料関連の税金を引き下げる事で、消費者価格には響かないように調整されたという。
今回の処置は、国内の販売価格と輸入原油の価格とのバランスが崩れていた部分を調整するためのものだが、現在の調整率では、バランスの崩れは解消されていない。
グラッサ・フォステル総裁は、2月に就任して以来、燃料価格の調整が必要だと言っており、ペトロブラスが25日に開催した2012年から16年にかけての投資計画についての説明会でも、国内外の価格の不均衡を是正するためには再度値上げをする必要があるとの見解を示した。
ペトロブラスの株価はこのところ9%下落しており、国内外の価格の不均衡を同公社内だけで吸収するのは難しい状況が続いている。
ペトロブラスは今後も鉱山動力省と交渉を続ける意向だが、政府としては、今回の卸売価格の調整が消費者価格に響かないようにするための減税で月4億2千万レアルの減収となる事やインフレ圧力軽減のため、再値上げは避けたいところだ。