日系社会ニュース
聖母婦人会バザー=3千人来場、福神漬けも完売
ニッケイ新聞 2012年7月4日付け
聖母婦人会(安岡ローザ会長)による『慈善バザー』が1日、サンゴンサーロ教会であり約3千人で賑わった。
バザーの目玉はお手製の福神漬け。1カ月以上前から仕込みを始めるという手の込んだ一品だ。
用意した340キロは午後1時半頃に完売した。1キロ購入した江連喜久枝さん(75、二世)は「これだけ美味しいものはなかなか自分では作れない。毎年楽しみに来ています」と笑顔。
うどん、天ぷら、五目ご飯、今川焼きなども来場者のお腹を満たし、教会の2階では、衣類や雑貨などのバザリスタが出店した。
安岡会長は「多くの人が来てくれるのは本当に嬉しい。福神漬けを買えなかったという声を多く聞いたので来年は量を増やしたい」と喜んでいた。
尚、バザーの純益の一部は日系福祉団体に寄付される。