ニッケイ新聞 2012年7月5日付け
先週末にあった聖母婦人会のバザーでは福神漬けの他にも「うどん」に人気が集中していたように思う。持ち帰り専用の福神漬けに対し、多くの来場者が昼食として注文しているのが目立った。
歯ざわりの良い平麺は全て手打ち。スープも悪くない味で、こういったイベントで食べるものの内では中々のものであったと思う。
これをつくったのは婦人会のメンバーではなく、教会に通う若い三、四世ら。約70キロの小麦粉を皆で一緒になって手打ちしたという。
福神漬けを作る量はここ数年減少の一途で、3年前には500キロだったのが、今年はその7割に満たない340キロ。婦人会のメンバーも高齢化が叫ばれている。
そういった中で若者の活躍は素晴らしい刺激となる。福神漬けとうどん、共に刺激し合いながらバザーを活性化させていって欲しい。(酒)