ニッケイ新聞 2012年7月6日付け
知られた話かもしれないが、援協社会活動部「奄美事業所」が活動するビラ・カロンの会館はもともと、鹿児島県奄美大島の出身者が親睦の場として1977年に設立したもの。かつて200人以上が利用したが、島出身の一世が高齢化し、会員が減って運営が困難になった。2002年に解散したが、会館は売却せず、有効利用できる日系団体にと援協に無償譲渡された。活動が高い評価を受け、入所希望の子供達がたくさんいるという同事業所。会の人々が願ったとおり、ブラジル社会に役立つ施設として生まれ変わっている。
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来週末に開かれる県連日本祭り。三重県人会のブースでは、鈴鹿市の清水醸造、津市の寒紅梅酒造の日本企業2社から日本酒が出展される。前田ネルソン会長が三重県のNPO団体関係者に働きかけたことにより実現したという。特に清水醸造の清酒「作」は、2010年W杯の公式商品になったというお墨付き。なかなか当地ではお目にかかれない三重の地酒、試してみては?
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沖縄県・金武町の町人移住100周年が8日午後3時から、沖縄県人会で行われる。ハワイでは村人会、町人会が多くあるが、ブラジルでは沖縄くらいでは。慶祝団約60人が来伯し、6日には前夜祭、7日にはジアデーマの沖縄文化センターで町人の活動などを視察するという。同町のサイトを見ると、「海外雄飛の里」と大きく打ち出しており、移民を町の誇りにしているようだ。